ミュンヘンの春のビール祭り「Frühlingsfest」って何?楽しみ方と見どころを完全解説!

ミュンヘンでは、毎年4月下旬から5月上旬に「Frühlingsfest(直訳:春祭り)」が開催されます。

この祭りは「小さなオクトーバーフェスト」とも呼ばれ、地元の人々や観光客に親しまれています。
​ビールテント、屋台、遊園地のアトラクション、フリーマーケット、花火など、多彩なイベントが楽しめます。

​ドイツの春の訪れを祝うこの祭りは、ドイツ文化を体験する絶好の機会です。​

この記事は、こんな人におすすめ!

・ミュンヘンもしくはその近辺に最近引っ越してきた方、もしくは近々引っ越す予定の方
・4月下旬もしくは5月上旬にミュンヘンを訪れる予定のある方
・ドイツビールが好きな方
・ドイツのイベントやお祭りに興味のある方

目次

Frühlingsfestとは?

Frühlingsfest(フリューリングスフェスト)は、ドイツ・バイエルン州の州都ミュンヘンで毎年春に開催される季節の祭典で、直訳すると「春祭り」という意味を持ちます。
2025年は4月25日(金)から5月11日(日)までの約2週間ちょっとの期間、オクトーバーフェストと同じ場所であるTheresienwiese(テレージエンヴィーゼ)で行われます。

この祭りは「小さなオクトーバーフェスト(Kleine Wiesn)」とも呼ばれ、本家オクトーバーフェストよりも規模は小さいながら、より地元密着型で、観光客だけでなく多くのミュンヘン市民にも親しまれているイベントです。

ドイツ博士

地元民の中では、オクトーバーフェストより、観光客がより少ないこのFrühlingsfestの方か好きという人も多いよ!

主な特徴は以下の通りです:

2つの大型ビールテント(Festzelt)
伝統的な衣装(ディアンドルやレーダーホーゼン)を着た来場者が多い
遊園地のようなアトラクション(観覧車、ジェットコースターなど)
バイエルンの郷土料理やスイーツが並ぶ屋台
週末には花火の打ち上げやクラシックカーのパレードも開催
家族連れでも楽しめる子供向けイベントや日替わりプログラム

会場へのアクセスは非常に簡単で、地下鉄(U-Bahn)U4またはU5の「Theresienwiese」駅が最寄りです。
ミュンヘン中央駅(Hauptbahnhof)やHackerbrücke駅、Goetheplatz駅からも徒歩でアクセス可能。
観光の中心地であるマリエン広場(Marienplatz)からも数駅であり、観光ついでにも立ち寄りやすいロケーションです。

また、入場料は無料で、気軽に立ち寄れる点も魅力のひとつ。
ドイツの伝統文化やビール文化を体験したい方には、絶好のイベントです。

平日の開場15分後に訪れたのでまだガラガラでした

Frühlingsfest訪問のコツ:時間帯・服装・持ち物

初めてミュンヘンのFrühlingsfestを訪れる方にとって、いつ行けばいいのか、何を着ていけばよいのか、何を持って行けばいいのかは気になるポイントです。

ここでは、より快適にFrühlingsfestを楽しむためのヒントをご紹介します。

おすすめの訪問時間帯

家族連れやのんびり楽しみたい方には、平日の昼間(11時〜16時頃)がおすすめです。
この時間帯は比較的空いており、ビールテントだけでなく、アトラクションや屋台もスムーズに利用できる可能性が高いです。
日中の暖かい時間にビールを飲みながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

本場のバイエルンらしい雰囲気を味わいたい方は、金曜または土曜の夜(18時以降)が最適。
ビールテント内では民族衣装を着た地元の人々が音楽に合わせて踊り、陽気な雰囲気が最高潮に達します。
ただし、この時間帯は非常に混雑するため、早めに入場して席を確保するか、予約をしておくのがベターです。

服装について

春のミュンヘンは日によって寒暖差が大きく、日中は20℃前後でも、朝晩は10℃以下になることもあります。
また、天気が悪い日は、日中でも10度前後のことがあります。
服装は重ね着が基本で、脱ぎ着しやすいカーディガンやジャケットを1枚持っていくと安心です。

ビールテントでは、ディアンドル(Dirndl)やレーダーホーゼン(Lederhosen)といったバイエルンの民族衣装を着ている人も多く見られますが、観光客が私服で訪れてもまったく問題ありません
民族衣装に興味がある方は、街中の専門店やオンラインで購入することができ思い出作りとしても良いですが、最低でも約250ユーロ(=約4万円)は掛かります。

また、靴は歩きやすいものを。
広い敷地内を歩き回ることになるので、ヒールよりもスニーカーやフラットシューズが無難です。

持ち物について

持ち物は、その時の天気や気温、訪れる時間帯にもよりますが、以下のようなものがおすすめです。

Frühlingsfestに持って行くべきもの
  • 身分証(必須!):ビールテント入場の際や、ビールを注文する際に年齢確認を求められることがあります。パスポートや滞在カードなど写真付きの身分証(原本)を携帯しましょう。
  • 現金(必須!):ドイツでは、いまだにカード払いができない屋台があります。20〜50ユーロ程度の現金を持参しておくと安心です。
  • 防寒アイテム(ストールや折りたたみウインドブレーカー):夜になると肌寒くなることが多いため、簡単に羽織れるものを用意しておくと快適です。
  • 小さめのバッグ:セキュリティの関係で大きなリュックは持ち込みを断られる場合があります。必要最低限のものを入れたショルダーバッグや小さなトートバッグがおすすめです。
  • モバイルバッテリー:写真を撮ったり、地図を調べたりするうちにスマホのバッテリーが減りがちなため、充電切れ対策は重要です。
  • 折り畳み傘:春のミュンヘンは、天気が変わりやすいです。事前に天気予報をチェックして降水確率が高い場合は、折り畳み傘を持って行くと安心です。

ちなみに、2025年のFrühlingsfestでは、オクトーバーフェストと違い、会場(敷地内)に入る時点での手荷物検査はありませんでした。
その代わり、ビールテントに入場する際に、手荷物検査が行われることがあります。

ドイツ博士

Festzelt Festhalle Bayernlandというビールテントに入る際には、顔写真付きの身分証の提示が必須で、身分証の写真やコピーでは不十分だったよ!

ドイツ博士

あと、自分で持参した飲み物(ペットボトル飲料など)は、ビールテントには基本持ち込めないから注意してね!

各テントの紹介とビールの値段

Frühlingsfestには、2025年も2つの大きなビールテントが設置されています。
それぞれに個性があり、バイエルンの伝統と現代的な雰囲気が融合した空間です。
オクトーバーフェストよりも規模は小さめですが、その分地元密着でアットホームな雰囲気が味わえます。

1. Festzelt Hippodrom(ヒッポドローム)

明るく華やかな装飾が特徴のテントで、若者や観光客に特に人気があります。
ビールを飲みながら、ライブ音楽や伝統衣装をまとったスタッフのパフォーマンスを楽しめるのが魅力。

HippodromではSpatenというミュンヘンの老舗ビールが提供されており、苦味が控えめで飲みやすいのが特徴です。

  • ビール価格(1リットル):約14.50ユーロ(2025年の価格)
  • 料理:鶏の丸焼き(Hendl)、豚のロースト(Schweinebraten)、和牛バーガー(?)などが楽しめます。

テント内は予約なしでも入れる時間帯がありますが、週末の夜などは非常に混雑しますので、早めの行動がおすすめです。

2. Festzelt Festhalle Bayernland(バイエルンラント)

こちらはより伝統的な雰囲気が漂うテントで、バイエルンの地元の人々に人気です。
家族連れや年配の方々も多く、落ち着いた雰囲気の中でゆったりとビールや料理を楽しめます。

提供されるビールはAugustiner
ミュンヘン最古の醸造所のビールとして名高く、地元での信頼度も高いです。

  • ビール価格(1リットル):約13.50ユーロ(2025年の価格)
  • 料理:伝統的なバイエルン料理が豊富で、豚すね肉(Schweinshaxe)や牛肉のロール煮(Rinderroulade)、魚料理などが楽しめます。

ライブ演奏はやや控えめで、席によっては比較的静かに会話を楽しめるゾーンもあるようです。

屋外スタンドの紹介

Frühlingsfestの楽しみ方は、ビールテントに入って席を確保して長時間楽しむだけではありません。
場内に点在する屋外スタンドを活用することで、よりカジュアルにビールを楽しむことができます。

屋外スタンドで販売されているものは?

屋外スタンドでは、以下のような飲み物や軽食が提供されています:

  • 地元ミュンヘンの有名ビール(Hofbräu München、Paulaner、Hacker-Pschorrなど)
  • ノンアルコールビール、ラドラー(ビール+レモネード)などの変わり種
  • ソーセージ入りのパン(Wurstsemmel)、サンドイッチ、プレッツェルなどの軽食
  • ビールに合うチーズスナックやハムの盛り合わせ(Brotzeitplatte)

どんな雰囲気?

テーブル席のあるスタンドもありますが、多くは立ったまま気軽に飲めるスタイル
仕事帰りの地元の人々や、テントの予約が取れなかった人たちが集まって、陽気に語らいながらビールを楽しむ光景が広がります。

特に天気の良い日には、外のテーブルや立ち飲みスペースが人気で、軽く1杯だけ飲みたい人には最適です。
日本の「立ち飲み屋」に似た気軽さがあり、短時間で雰囲気を味わいたい観光客にもおすすめです。

価格帯

ビールは500ml単位で提供されることが多く、価格は6.5ユーロ程度(テントの1リットルビールに比べて若干お手頃)です。
テント内で注文するのと違ってチップを別途支払う必要は基本ないため、より柔軟に楽しめます。

その他のメリット

  • テントほど混雑していない
  • 入退場の自由度が高い
  • 会場内を歩きながら違うスタンドを巡る「はしご飲み」も可能
  • 日本人観光客にとって、ローカルとの距離が近くなりやすい

屋台やアトラクションの紹介

Frühlingsfestのもうひとつの大きな魅力が、広場にずらりと並ぶ屋台と遊園地のようなアトラクションです。
ビールテントに入らなくても、会場をぶらぶら歩いているだけで十分に楽しめます!

飲食の屋台(Imbissstände)

場内には数十軒におよぶ飲食の屋台が並び、バイエルン料理から甘いスイーツまで豊富なメニューが揃っています。
以下は特に人気の高いものです:

  • ソーセージ(Bratwurst)各種:焼きたてのソーセージをパンに挟んだ軽食
  • チーズ掛け卵パスタ(Käsespätzle):バイエルン州の郷土料理で、日本人にも合う味
  • プレッツェル(Brezn):テント内でも売られていますが、屋台のものも香ばしくて美味
  • クレープやチュロス:子どもから大人まで人気。ヌテラやシナモンシュガーなどの味を選べます。
  • チョコレート掛けフルーツ:イチゴやブドウやバナナなど、様々な果物にチョコレートが掛かったスイーツ
  • キャラメルアーモンド(Gebrannte Mandeln):砂糖がけの炒ったアーモンドはドイツの祭りの定番

また、アルコール飲料だけでなく、ソフトドリンクなどを購入できる屋台もあります。

アトラクション

Frühlingsfestには、遊園地のような大掛かりな乗り物やゲームも充実しており、家族連れにも大人気です。

  • 観覧車:ミュンヘンの街並みとアルプスの山々を見渡せる絶景スポット
  • ジェットコースター:ディズニーランドのような子供にも親しみやすいタイプのジェットコースター
  • Top Spin:乗客が座るゴンドラが上下左右に回転しながらスイングし、宙返りや急旋回を繰り返すアトラクション
  • 射的や輪投げ:ぬいぐるみやおもちゃが景品の祭りらしさ満点アトラクション

また、金曜日の夜には、22時頃に花火が打ち上げられることもあり、お祭りにさらなる盛り上がりをプラスします!

最後に

ミュンヘンのFrühlingsfestは、ドイツの春を祝う伝統的な祭りであり、地元の文化や人々との交流を楽しむ絶好の機会です。​

ビールや料理、音楽、アトラクションなど、多彩な楽しみが詰まったこの祭りに、ぜひ足を運んでみてください。
​ドイツ・バイエルン州の春の雰囲気を存分に味わえることでしょう。

ゆとり
ドイツ生活6年目のゆとりです。デュッセルドルフで2年半働き、現在は再度ミュンヘンで働いています。過去にミュンヘンで交換留学およびワーホリも体験しました。
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