冬のドイツでは、スーパーマーケットのチョコレート売り場がひときわ華やかになります。
その中でも毎年ひそかに注目を集めるのが、四角い形でおなじみのRitter Sport(リッタースポーツ)の冬限定シリーズ。
今年は「Vanille Kipferl」「Gebrannte Mandel」「Weisse Spekulatius」という、いずれもクリスマスの味を感じさせる3種類が登場しています。
実際に購入して食べ比べてみたので、それぞれの味や食感をご紹介します。
- ドイツのチョコレート菓子に興味のある方
- ドイツの季節限定商品に興味のある方
Ritter Sportとは?
Ritter Sportは、1912年に南ドイツのシュトゥットガルト近郊で誕生したチョコレートブランド。
「スポーツジャケットのポケットにも入る四角い形」というユニークな発想から生まれたのが、今やおなじみの正方形パッケージです。
定番のミルクチョコやナッツシリーズに加え、夏や冬など季節ごとに限定フレーバーを展開しており、冬は特にスパイスやナッツ、焼き菓子を使った「温かみのある味」が登場します。
Vanille Kipferl(バニラ・キプフェル)
まずは「Vanille Kipferl」。
名前の由来となっている「Kipferl(キプフェル)」は、オーストリアやドイツ南部でクリスマスに食べられる三日月形のクッキーです。
このRitter Sportの外側はミルクチョコレートでコーティングされ、中にはバニラクリームとサクサクのクッキー生地が層になっています。
断面を見ると、白いクリームの中に細かなビスケットがちりばめられており、ひと口食べるとふんわりとしたバニラの甘い香りが口いっぱいに広がります。

日本人にはかなり甘めですが、寒い日にホットコーヒーや紅茶と一緒に楽しむとちょうど良いバランス。
「冬のおやつ時間」を優しく彩ってくれるような味わいです。

Gebrannte Mandel(焼きアーモンド)
次に紹介するのは、食感も楽しい「Gebrannte Mandel」。
ドイツの冬といえばクリスマスマーケットの屋台で漂う、砂糖でコーティングされた焼きアーモンドの香り。
このチョコは、まさにその香ばしさをそのまま閉じ込めたような味です。

断面にはカリッとしたキャラメルアーモンドの粒がしっかりと入っていて、食感がとても楽しいです。
ミルクチョコレートの甘さとナッツの香ばしさが絶妙にマッチしていて、甘すぎず上品。
コーヒーやカプチーノとの相性も抜群で、つい「もうひとかけら…」と手が伸びてしまう味。
男性にも好まれそうなバランスの取れた一枚です。

Weisse Spekulatius(ホワイト・シュペクラティウス)
最後は、私の一番のお気に入りフレーバーでも「Weisse Spekulatius」。
名前の通り、ホワイトチョコレートの中にクリスマスの定番クッキー「Spekulatius(シュペクラティウス)」を砕いて混ぜ込んだフレーバーです。
見た目はやさしいホワイトチョコですが、ひと口食べるとシナモン、クローブ、ナツメグなどのスパイスがしっかり効いており、甘さの中に若干のピリッとした刺激が感じられます。

断面には細かいクッキーの粒が見え、ザクザクとした食感がアクセント。
ホットミルクや紅茶と合わせると、スパイスの香りがより引き立ちます。
「ドイツの冬の味と言えばまさにこれ!」という味です。

最後に
3種類を食べ比べてみて感じたのは、どれも「冬らしいぬくもり」を感じる味わいだということ。
甘くてやさしい「Vanille Kipferl」、香ばしく食感も楽しい「Gebrannte Mandel」、スパイスが効いた「Weisse Spekulatius」。
それぞれに個性があり、気分や飲み物に合わせて選ぶ楽しさがあります。
Ritter Sport自体は、REWE、EDEKA、Nettoなどの様々なスーパーで購入可能ですが、今回ご紹介した冬限定のRitter Sportが販売されているかはお店の規模などによって変わります。
価格は、2025年11月時点で通常価格で1枚1.99ユーロ(=約350円)ですが、時折広告の品として1枚1.2ユーロ前後で販売されています。
パッケージも冬限定のデザインで、ちょっとしたプレゼントにもぴったりです。
寒い季節、温かい飲み物とともにRitter Sportの冬限定チョコレートを味うと、ドイツの冬が少しだけ特別に感じられます。

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