皆さんは、花粉症ですか?
日本では、春にスギやヒノキの花粉症に悩まされる方が非常に多く、秋にも多くの人がブタクサの花粉症に悩まされます。
垂れてくる鼻水に鼻詰まり、止まらないくしゃみと目のかゆみなど、本当につらいですよね…。
症状のひどい人だと熱が出ることもあり、筆者も日本にいる時は、3月に花粉症による微熱が出てしまうことが多いです。
「ドイツに引っ越せば、そんなひどい花粉症ともおさらばできる!」と思っていませんか?
残念ながら、ドイツには別の花粉症があるのです。
今回は、ドイツでの花粉症についてご紹介します。
- 近々ドイツへ引っ越す、もしくは旅行する予定のある方
- ドイツでの長期滞在を検討中の方
- 日本で花粉症に悩まされている方
- ドイツでの生活に興味のある方
ドイツで最もメジャーなシラカバの花粉症
ドイツで最もメジャーな花粉症は、恐らくシラカバの花粉症でしょう。
日本でも、北海道を中心にシラカバの花粉が毎年多く飛散し、シラカバの花粉に対するアレルギー反応に悩まされている人がいます。
より温暖でスギやヒノキの花粉症が有名な北海道以外の地域(例えば、東京や大阪など)では、シラカバの木が多く生息していないことから、シラカバの花粉に悩まされている人はほとんどいません。
しかし、北海道のように緯度が高く、気候も北海道に類似しているドイツでは、シラカバの木が至る所に生息しています。
そのため、シラカバの花粉が飛散する3月中旬から5月中旬、特に4月は、多くの人がシラカバの花粉症に悩まされます!
筆者も、ドイツ生活が合計3年目の時にシラカバの花粉症を発症してしまいました。
それ以来、シラカバ花粉の飛散時期が来ると目がかゆくなり、サラサラとした鼻水やくしゃみが出るだけでなく、肌の痒くなったりもします。
4月は、冬とは違って昼間の時間が長く、晴れている時間も長いため、散歩や旅行をして外で時間を過ごすのに良い季節でもあるのですが、シラカバの花粉症の人はそうはいきません。

窓を開けないようにして不必要に外に出ないようにし、シラカバ花粉の飛散シーズンが終わるのをじっと待つしかないんだよね…。


日本で聞くことのないヘーゼルの花粉症
日本ではあまり聞くことのないヘーゼルの花粉症ですが、ドイツではよく知られており、罹患者も多くいます。
ヘーゼルだけだとピンと来なくても、ヘーゼルナッツと言えばピンと来る方も多いのではないでしょうか。
そのヘーゼルの木がドイツにはたくさんあり、その花が花粉症を引き起こします。



僕の近所の林にもヘーゼルの木が多くあるから、ドイツでは身近な存在だよ。
1月から3月にかけてヘーゼルの花粉が飛散し、特に2月中旬から3月上旬にかけて多く飛散します。
つまり、ヘーゼル花粉の飛散シーズンは、シラカバ花粉の飛散シーズンのちょうど前にあたります。
そのため、ヘーゼルとシラカバの両方の花粉症を持つ人は、ヘーゼルの花粉症を乗り越えたと思ったら、続けざまにシラカバの花粉症に悩まされることになります…。
ドイツ生活計3年目でシラカバの花粉症を発症した筆者ですが、ヘーゼルの花粉症は4年目で発症してしまいました。
シラカバの花粉飛散時期には早すぎる2月に、目の痒みやくしゃみ等の花粉症らしい症状が出たため、ヘーゼルの花粉症であると気が付きました。



私の周りでヘーゼルの花粉症に悩まされているドイツ人は(なぜか)あまりいないよ。



でも、僕の知り合いのドイツで暮らす複数の日本人が、シラカバの花粉症だけでなくヘーゼルの花粉症にも悩まされているよ!
人種による違いがあるのかはわかりませんが、ドイツに来てヘーゼルの花粉症を発症する可能性があるので、注意が必要です。


シーズンが長いイネ科植物の花粉症
イネ科植物に対する花粉症も、ドイツでは広く知られており多くの罹患者がいます。
ドイツでイネ科植物の花粉は、シラカバ花粉の飛散シーズンの直後にあたる5月上旬から8月中旬にかけて多く飛散します。
シラカバやヘーゼルよりも、ピークシーズンが長いのが特徴です!



ヘーゼル、シラカバ、イネ科植物と3種類の花粉症になってしまったら、1月から8月までずっと花粉症に悩まされるの!?
シラカバやヘーゼル、そして日本のスギやヒノキの花粉と違い、イネ科植物の花粉飛散範囲は数十メートル程だそうです。
そのため、イネ科植物が多くある場所に行かないことである程度防ぐことができます!
普段そのような野原に行くことが少ないせいか、イネ科植物の花粉症らしきものを筆者はまだ発症したことがありません。
しかし、筆者のドイツ人の知り合いや同僚には、このイネ科植物の花粉症に悩まされてる人が多くいます。
筆者のドイツ人の友人は、屋外のイネ科植物がたくさんある綺麗な野原で結婚式の一部を執り行いました。
そうしたら、会場のあちらこちらから鼻をすする音が聞こえてきたそうです。
新郎新婦は、ゲストの皆が感動して嬉しき泣きをしたのだろうと思ったそうですが、実際には、イネ科植物に対する花粉症のゲストに多くいて、鼻水が止まらなくなってしまったのだそうです(笑)


まとめ
- ドイツで最もメジャーな花粉症はシラカバであり、4月に飛散のピークを迎える
- ヘーゼルの花粉は、特に2月中旬から3月上旬にかけて多く飛散する
- イネ科植物の花粉は、飛散のピークが長く、5月上旬から8月中旬にかけて特に多く飛散する
- イネ科植物の花粉は遠くに飛ばないため、近づかないことで対策が可能
日本の花粉症も大きな社会問題になっていますが、ドイツでも花粉症大国と言われるぐらい、多くの花粉症患者がいます。
日本のようなスギやヒノキの花粉症はありませんが、ドイツで新たな花粉症に罹ってしまうことも珍しくありません。
ちなみに、以下の外部サイト(ドイツニュースダイジェスト)でドイツの花粉症に関する情報が詳しくまとまっていますので、興味のある方はご覧ください。
(参考サイト「ドイツでの花粉症」:リンク)
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