【ドイツ外食マナー】レストランに呼び出しベルがない!注文方法・店員の呼び方を解説

ドイツのレストランでは、日本のような呼び出しベルタブレット注文システムがほとんど導入されていません。
そのため、言語の違いも相まって、「店員の呼び方が分からない」「注文方法が日本と違って戸惑う」と感じる日本人は非常に多いです。

特に、ドイツ旅行や留学、駐在、移住を予定している方にとって、ドイツのレストランマナーや外食文化を事前に知っておくことはとても重要です。

本記事では、ドイツのレストランでの店員の呼び方、注文方法の違い、日本との接客文化の違い、現地で困らないための実践的なコツを分かりやすく解説します。

この記事は、こんな人におすすめ!

・ドイツのレストランに興味のある方
・近々ドイツに引っ越す予定の方、またはドイツへの引っ越しを検討中の方
・ドイツへの旅行を予定している方、または検討中の方

目次

ドイツのレストランには呼び出しベルがない?店員の呼び方とマナー

早速ですが、ドイツでは、日本のファミリーレストランや居酒屋で一般的な呼び出しベルはほぼ存在しません!
これはドイツの接客スタイルや外食文化の違いによるものです。

日本の飲食店で導入されている呼び出しベルは大変便利です。
大声を出したり店員が近くを通り過ぎるのを待つことなく、用事があれば、静かに即座に店員を呼ぶことができます。

日本では見慣れた光景ではありますが、ドイツのレストランにはこの呼び出しベルが一切ありません!
筆者も、ドイツの様々な街でレストランに行きましたが、呼び出しベルを見かけたことは一度もありません。

ドイツ博士

デュッセルドルフの和食レストランにも無いよ!

ドイツでは「必要なときに店員を呼ぶ」というよりも、「店員が客席の状況を見ながら対応する」というスタイルが一般的です。
そのため、この点においては、日本のような顧客主導型の接客とは大きく異なります。

では、ドイツのレストランで、客はどのようにして店員を呼ぶのでしょうか。

最も簡単な方法は、店員が自分の席の近くを通り過ぎた際に呼び止めることです。
例えば、自分の近くの席や自分よりもさらに奥の席に注文を取りに行って戻ってきたタイミングや、料理を運んで戻ってきたタイミングです。

料理で両手がふさがっている場合や、これから別の席のお会計を行おうとしているタイミングなど、呼びかけても店員にすぐに対応してもらえない場合もあります。
その場合は、その店員の他の用事が済むまで待つ必要がありますが、その後に自分の席に戻ってきてくれるでしょう。
ただし、忘れられてしまうこともありますので、その場合は再度店員を呼びましょう!

しかし、タイミングによっては、店員がまったく近くを通らないこともあるでしょう。
また、レストランの奥の席に座っている場合、店員が近くに来るタイミングことも必然的に少なくなります。

その場合は、一番近くに立っている店員に対して、目線で合図を送ってください!
運が良ければすぐに自分の目線に気が付いてくれますが、なかなか気が付いてくれない場合もあります

疑問ちゃん

5分以上気が付いてくれないこともあるのよね…。

それでも、大声を出して呼ぶのは厳禁です!
ドイツでは静かな雰囲気を大切にする文化があるため、大声で店員を呼ぶ行為はマナー違反とされることがあります。

仕方がないので、店員が気が付いてくれるのを根気強く待ちましょう。
もしかすると、特に気が付いてくれそうなタイミングで軽く手を挙げると、こちらの合図に気が付いてくれる可能性が上がるかもしれません。

もし、次の予定が迫っているなど急ぎの場合は、暇そうな店員を自分で呼びに行くのが良いと思います。
また、時間に余裕を持って、お会計のために店員を呼ぶことをおすすめします!

ドイツ博士

お会計を済ませたからといって、すぐに退店する必要はないよ!

このように、日本のレストランのように呼び出しベルがあればすぐに済むであろう店員を呼ぶという作業に、ドイツでは何分も時間を無駄にすることがあります。
日本の呼び出しベルがドイツに進出する日は、いつか来るのでしょうか。

ドイツのレストランにタブレット注文はない?注文方法と日本との違い

日本では近年、タブレットやタッチパネルを使った注文システムが急速に普及しています。
しかし、ドイツのレストランではデジタル注文システムの導入はまだ一般的ではありません

日本では、注文をするのに、時に店員を呼ぶ必要すらありません。
タブレットやタッチパネルが用意されているお店では、それを使用して注文することができます。

例えば、回転寿司チェーンのくら寿司や和食チェーンの大戸屋、さらには居酒屋チェーンの鳥貴族などで、タッチパネルを使って注文することが可能です。
店員に急かされることなく自分の好きなタイミングで注文できるうえ、頼んだ商品を後で見返したり合計金額を途中で確認することもできるため、非常に便利です。

疑問ちゃん

例えば、大好物のまぐろの寿司を4皿など、ちょっと恥ずかしい注文でもタッチパネルからなら躊躇なくできるね(笑)

しかし、この注文用のタブレットやタッチパネルも、ドイツではまったく見かけたことがありません!
何か用事があれば、必ず店員とコミュニケーションを取る必要があります。

言語の壁などによりコミュニケーションを取るのに苦労する方はもちろんのこと、コミュニケーションに問題の無い方でも、なかなか気が付いてくれない店員を呼ぶという作業は面倒に感じるものです。
その一方で、ドイツでは「対面でのコミュニケーション」を重視する文化があり、店員と客が直接やり取りをすることが、外食体験の一部として考えられています。

近年は、ドイツでも都市部を中心にQRコード注文を導入する店舗が徐々に増えており、今後ドイツの外食業界でもデジタル化が進む可能性があります。

このように、日本の外食は「効率性重視」、ドイツは「コミュニケーション重視」という違いがあります。

【まとめ】ドイツのレストランで困らないためのポイント

  • ドイツのレストランでは、呼び出しベルや注文用のタブレットは基本的に存在しない
  • 注文や会計は、店員に直接依頼する必要がある
  • ドイツのレストランで店員を呼ぶ際は、大声を出すことは避け、近くを通ったタイミングで呼び止めたり、目線で合図を送ったりする
  • ドイツのレストランでは、店員を呼ぶのに時間が掛かることがあるため、次の予定がある場合には、時間に余裕を持って早めに店員を呼んでお会計するよう努めるべき!
  • 急ぎの場合は、自分から店員を探すのが一般的
  • ドイツの外食文化は、日本よりもゆったりしている

旅行の際には、現地の人とコミュニケーションを取るのも醍醐味の一つではあるのかもしれません。
しかし、こちらの合図に店員がなかなか気が付いてくれないと、客としてはイライラしてしまうこともあるものです。

日本のような呼び出しベルや注文用タブレットが、ドイツでも導入される日は来るのでしょうか。
これらに関連するビジネスを行っている日系企業の皆さん、ドイツに進出するチャンスですよ(笑)

ゆとり
ドイツ生活6年目のゆとりです。デュッセルドルフで2年半働き、現在は再度ミュンヘンで働いています。過去にミュンヘンで交換留学およびワーホリも体験しました。
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