【節約術】ドイツの「Geld-zurück-Aktion(全額返金キャンペーン)」を実際に試してみた!

ドイツのスーパーで買い物をしていると、「Gratis testen!」という不思議な文字を目にすることがあります。
これは、購入後に手続きをすると商品代金が戻ってくるという返金キャンペーン

今回は、私が実際に参加してみた際の体験談とともに、その仕組みをご紹介します。

この記事は、こんな人におすすめ!
  • ドイツ在住で、もっとお得に毎日を送りたい方
  • ドイツ在住で、たまには新しい商品を試してみたいけどなかなか勇気が出ないという方
目次

Geld-zurück-Aktionとは?(制度の概要)

Geld-zurück-Aktion(ゲルト・ツリュック・アクツィオーン)」とは、直訳すると「お金が戻るキャンペーン」。
ドイツにおいてメーカーが自社商品のプロモーションとして行っているもので、購入した商品を試した後、指定のサイトで手続きすると(不備がない限り)なんと全額返金されるという仕組みです。

「試して気に入らなければ返金(Zufrieden oder Geld zurück)」というタイプのキャンペーンは、日本でも聞いたことがあるでしょう。

しかし、今回ご紹介するキャンペーンは、満足度に関係なく「購入者全員に返金するので無料でお試しを(Gratis testen)」というタイプです。
キャンペーン期間中に対象商品を購入し、大抵の場合購入時のレシートなどを写真で送ると、応募が締め切られていたり手続きに不備がない限り、応募者全員に返金されます。

メーカーにとっては新商品の宣伝、消費者にとっては気軽に試せるチャンス。
そのためドイツでは、食品、飲料、日用品、化粧品といった幅広いジャンルで定期的に実施されています。

どんな商品で行われているの?(代表例)

Geld-zurück-Aktionは、大手メーカーを中心に、多くのブランドで行われています。
新商品が発売されたタイミングや季節限定のキャンペーンとして実施されることが多く、スーパーマーケットやドラッグストアで「Gratis testen」「Geld-zurück」のようなマークを見つけたら、それが目印です。

例えば、以下のようなジャンルとメーカーがあります。

食品・お菓子系

Ferrero社(お菓子)、Mövenpick社(お菓子)、Griesson社(Softcakeシリーズ)、Arla社(乳製品)、Activia社(乳製品)、Danish Crown社(ベーコン)、Nordsee社(チルド惣菜)など

飲料系

Coca-Cola社(炭酸飲料)、Granini社(炭酸飲料)、YFood Labs社(エネルギーチャージ飲料)など

日用品・化粧品系

Procter & Gamble社(洗剤、歯磨き粉)、Unilever社(洗剤)、Pierre Fabre Dermo Kosmetik社(シャンプー)、Merz Consumer Care社(医薬品)、Nestlé社(ペットフード)など

特にお菓子や炭酸飲料などの食料品は、手軽に試せるうえに入手できるお店が多く、私自身も既に何回も利用しています。

実際に応募してみた体験談と応募の流れ

私が初めてGeld-zurück-Aktionに参加したのは、2025年夏でした。
ドイツ人の友人と大手スーパーマーケットのREWEに行ってお菓子コーナーを見ていた時に、「これは無料で試すことができるんだよ」と言われたのがきっかけでした。スーパーのREWEで見つけたお菓子「Griesson Softcake Orange(2.49ユーロ)」でした。

ドイツでは定番のチョコレートとジャムを使用したソフトケーキですが、その時はパッケージの右上に「GRATIS testen!(無料で試そう!)」と書かれており、それが友人の目に留まりました。
私は「本当にお金が返ってくるの?」と半信半疑でしたが、せっかくなので試してみることにしました。

その時の手続きの流れを交えながら、一般的な応募方法を以下でご紹介します:

🛒 ステップ1:購入とレシートの保管

まず、対象商品を普通にレジで購入します。
商品購入前には、以下のことに気を付ける必要があります。

・対象となる商品のサイズや種類、個数に要注意!
・キャンペーンの情報をインターネット上で確認し、まだ応募が締め切られていないか購入前に確認!
・パッケージに「Gratis testen!」などのキャンペーンの表示が見たらない場合は、インターネット上でキャンペーンのページを開き、そのような表示が無くても対象になるか要確認!

大抵の場合、返金のためには購入を証明できるレシートが必要なので、絶対に持ち帰り捨てないことが大切です。

🌐 ステップ2:応募サイトへアクセス

メーカー名と商品名および「Gratis testen」などのキーワードで検索すると、キャンペーン用の特設ページを見つけることができるはずです。
場合によっては、パッケージに特設ページへ飛ぶためのQRコードが小さく印刷されていることもあります。

大抵の場合ドイツ語のみのページですが、難しい単語はほとんどなく、シンプルな構成であることが多いです。

🖊️ ステップ3:必要情報の入力

応募フォームに入力すべき項目は、キャンペーンによって若干違いますが、例えば以下のような情報を入力する必要があります。

  • Vorname(名)
  • Nachname(姓)
  • Adresse(住所)
  • E-Mail-Adresse(メールアドレス)
  • IBAN(銀行口座番号)

ここで最も重要なのがIBANです。
このようなキャンペーンでの返金は、基本銀行振込(Überweisung)で行われます。
桁を一つ間違えると振込が行われないことがありますので、コピー&ペーストを使用するなどし、慎重に入力しましょう。

📸 ステップ4:レシート画像のアップロード

次に、購入レシートの写真をアップロードします。
長いレシートの場合でも、購入日時・店舗名・商品名・商品の金額・買い物の合計金額がすべて写るように撮影します。
サイトによっては、アップロード後に確認画面で位置を調整できる場合もあります。
また、キャンペーンによっては、レシートのアップロードだけでなく、追加で手入力でも購入情報を入力する必要があります。

それらが完了した後に、応募条件(Teilnahmebedingungen)や個人情報の取り扱い(Datenschutzbestimmungen)に同意し、「Absenden」などと書いてある送信ボタンをクリックすると、応募が完了します。
通常、その数分後に、「Vielen Dank für Ihre Teilnahme!(ご参加ありがとうございます)」といった確認メールが届きます。

💶 ステップ5:4週間後、本当に返金!

その後はしばらく特に連絡もなく、「本当に返ってくるのかな」と思いながら待つこと約4週間。
ある日、銀行アプリの通知が携帯に表示されたのでチェックすると、入金履歴に「2.49 EUR」の文字が!
本当に全額が振り込まれていました!!

たった数分の入力で、買ったお菓子が実質無料になるという体験は、思った以上に楽しく、ちょっとした達成感すらありました。
商品購入時にいくつか気を付けなければならない点があるものの、手続き自体は非常に簡単です。
これならドイツ語があまり得意でなくても、誰でも挑戦できると感じました。

🧭 体験して感じたポイント

  • 応募手続きは、ほぼスマートフォンだけで完結する
  • 応募フォームは短いことが多く、5分もあれば入力完了・送信できる
  • 返金までの期間はおおよそ3〜5週間

Griessonのキャンペーンは応募期間も長く、フォームも分かりやすかったため、初めての挑戦にぴったりでした。
「本当にお金が戻ってくる」という実体験を通して、ドイツでの買い物が少し楽しくなった気がします!

注意点とドイツならではのルール

Geld-zurück-Aktionはとても魅力的な仕組みですが、応募にあたってはいくつか気をつけておきたいルールや落とし穴もあります。
これまでにもいくつか注意点を挙げてきましたが、その他注意すべき点を以下でまとめておきたいと思います。

⚠️ ① 応募は「1人1回」「1世帯1回」まで

多くのキャンペーンでは、同じ商品の同じキャンペーンに複数回応募することは禁止されています。
たとえ家族が別々に購入しても、同じ住所や口座情報を使うと「重複応募」とみなされることがあります。

👉 対応策:家族で応募する場合は、それぞれ別の銀行口座とメールアドレスを使用しましょう。

⏰ ② 購入期間と応募期間が異なることが多い

「購入は5月末まで、応募は6月15日まで」といったように、購入期間と応募期間が別々に設定されているケースが多くあります。
せっかく商品を買っても、期間外だと無効になってしまうので、パッケージやキャンペーンページの「Teilnahmebedingungen(参加条件)」をしっかり確認しましょう。

📄 ③ レシートの扱いに注意

基本的にレシートがないと返金は受けられません。
また、パッケージと一緒にレシートの写真を撮る必要があることも多くあります。
レシートの印字が薄い場合は、スマートフォンで撮影する際に明るめの照明で撮ると良いです。

💳 ④ 返金は銀行振込(IBAN)のみ

Geld-zurück-Aktionのキャンペーンにおいては、PayPalやギフトカードでの返金はほとんどなく、IBAN形式の銀行口座への振込が一般的です。
そのため、応募フォームでIBANを正しく入力することが何よりも大切です。
入力ミスを防ぐために、通帳や銀行アプリからコピー&ペーストするのがおすすめです。
また、IBANが必須なため、IBANを持たない日本の銀行口座は使用できませんので要注意です!

📜 ⑤ 規約は細かいが、読むと安心

ドイツのキャンペーンは「Teilnahmebedingungen(参加規約)」が非常に細かく書かれています。
文字が多くてつい飛ばしたくなりますが、返金の対象条件(購入店舗の制限など)が書かれている場合があるので、
トラブルを避けたいのであれば、応募前に一度ざっと目を通しておくと良いでしょう。

このように、手続き自体はとても簡単でも、気を付けるべき点が複数存在します。
ただし、正しく応募すればきちんと返金されるので、安心して利用できる仕組みです。

最新キャンペーンの探し方

Geld-zurück-Aktionは期間限定のものが多いため、最新情報をチェックしておくことが重要です。
私自身も2週間に一度くらい、mydealzのアプリをのぞいて「新しい対象商品で欲しいものはあるかな」と確認しています。

🔍 ① アプリやサイトで探す

最も便利なのは、返金キャンペーンをまとめて紹介しているアプリや情報サイトの使用です。
おすすめは、「mydealz.de」というサイトです。
アプリでも使用することができ、サイトもしくはアプリ内で「Geld-zurück-Aktionen」と検索すると、最新のキャンペーンが見つかります。

ドイツ語のサイトですが、写真や金額が掲載されているので、感覚的に理解しやすいです。

📱 ② メーカー公式サイト・SNSをチェック

大手メーカーは、公式サイトやInstagram、Facebookでキャンペーンを告知することが多いです。
特に、季節限定商品新発売アイテムのタイミングで実施される傾向があります。

🏷️ ③ スーパーでパッケージを見て探す

最も身近で確実なのは、日常の買い物の中で見つける方法です。
商品パッケージに「Gratis testen!」などのマークが付いていたら、それがサイン!
お菓子コーナーや日用品コーナーなどに並んでいることが多く、一度意識すると、意外と多く見つかるものです。

ドイツではこのようなキャンペーンがごく日常的に行われていて、消費者が新商品を気軽に試す文化の一部になっています。
私もこの方法で実際にいくつか商品を試してみて、「気に入ったから次は自腹で買おう」と思えた商品もあります。

どうせ新しいものを試すなら、リスクを最小限にして選んでみる」。
そんな小さな意識の変化が、ドイツ生活の楽しみをちょっと増やしてくれます!

最後に

Geld-zurück-Aktionは、単なる「返金キャンペーン」ではなく、ドイツの「試して納得する文化」を象徴するような仕組みだと感じます。

初めて利用したときは、「本当にお金が戻ってくるの?」と半信半疑でした。
しかし実際にGriessonのSoftcake Orangeで応募してみると、4週間後にはちゃんと口座に2.49ユーロが振り込まれていて、その瞬間には大きな驚きと喜びを覚えました。

それ以来、スーパーで「Gratin testen」などといった文字を見るたびに、「もしかしたらこれも無料で試せるかも?」と、買い物がちょっとした宝探しのようになりました。

Geld-zurück-Aktionは、実際にお金が戻るという実際の利益だけでなく、「自分で応募して、きちんと返金される」という経験そのものが楽しい仕組みです。
何より、メーカー側の「まずは試してみて」という姿勢が伝わってくるのも、ドイツらしい誠実さだと思います。

返金された金額は数ユーロでも、その小さな「成功体験」が積み重なると、ドイツでの暮らしがさらに楽しく明るく感じられます。

今日もスーパーに行くと、棚の片隅に「Gratin testen」といった小さな表示のある商品が並んでいるはずです。
忙しい日常の中で、そうしたひとつの発見が、ちょっとしたワクワクをもたらしてくれる。
Geld-zurück-Aktionは、そんなドイツ生活の小さな楽しみ方のひとつです。

ゆとり
ドイツ生活6年目のゆとりです。デュッセルドルフで2年半働き、現在は再度ミュンヘンで働いています。過去にミュンヘンで交換留学およびワーホリも体験しました。
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