【体験談】ドイツ鉄道のDB Loungeとは?

ドイツで生活をしていると、Deutsche Bahn(ドイツ鉄道)には度々お世話になります。
遅延や運休が頻発することで有名なDeutsche Bahnは、便利とはお世辞にも言えませんが、DB Loungeというラウンジサービスがあります。

今回は、DB Loungeを使うための条件と、私が実際に利用してみた際の体験談をお伝えいたします。

この記事は、こんな人におすすめ!

・ドイツ在住で、Deutsche Bahnが運行する長距離列車を頻繁に利用する方
・DB Loungeとは何か気になる方

目次

DB Loungeとは何か

ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)が主要駅に設けている「DB Lounge」は、条件を満たした利用者のみが入室できるラウンジサービスです。
日本でいうところの新幹線のビューゴールドラウンジや、空港のラウンジに近い存在です。
もしくは、(実際には存在しないと思いますが)グリーン車利用者とお得意様用のラウンジというような位置づけです。

DB Loungeはフランクフルト中央駅、ベルリン中央駅、ミュンヘン中央駅などの大きな駅を中心に設置されており、2025年12月末時点で、ドイツ全国に計15ヶ所あります。
長距離列車(ICE、IC、EC)を利用するビジネス客や常連利用者が、このラウンジの主なターゲットとなっています。

DB Loungeを利用できる条件

DB Loungeを利用するためには、いくつかの条件のうちいずれかを満たしている必要があります。
代表的なものは以下の通りです。

  • BahnBonusのステータスがSilber、Gold、Platinumの方、および同伴者1名
  • 1等車用のBahnCard 100を保有している、および同伴者1名
  • Deutsche Bahnが運行する長距離列車(ICE・IC・EC)の1 等車のチケットをFlexpreis(フレックス価格)で購入した方

たまに、BahnBonusがGold以上でないとDB Loungeを利用できないと思っている方がいるようですが、SilberステータスでもDB Loungeは利用可能です。
実際に私自身、BahnBonusがSilberステータスの状態でラウンジに入ることができました。

DB Loungeの条件は今後変わる可能性もあるため、利用条件が気になる方は、Deutsche Bahnの公式サイトより最新情報をご確認ください。

ミュンヘン中央駅のDB Loungeを実際に利用してみた!

今回、列車を利用しての会社の出張が続いたこともあり、Deutsche BahnのBahnBonusのステータスがSilberになりました。
そこで、実際に、2025年12月下旬に、ミュンヘン中央駅(München Hbf)にあるDB Loungeを利用してみました。

ミュンヘン中央駅には、長距離列車が多く停車するホールがあります。
そのホールの26番線あたりに、上の階に行くための小さなエスカレーターがあり、そのエスカレーターで上の階に行った先にDB Loungeがあります。
薄暗い空間にエスカレーターやDB Loungeの入り口があるうえ、エスカレーター付近にある看板も見落としてしまいそうなぐらい小さいので、一度通り過ぎてしまう人もいることでしょう。

DB Loungeに入口のドアをくぐると受付があり、そこで対象のチケットやカードを見せるか、BahnBonusのバーコードを小さな機械でスキャンして入室します。

DB Lounge内の雰囲気

ラウンジ内は比較的静かではあるものの、複数人で利用して会話をしている人も多く見られました。
サラリーマンも多く見かけましたが、旅行者と思われる大きな荷物を持った人もいました。

また、子供連れの人からお年寄りまでいて様々な利用者がいることから、良い意味でも悪い意味でも特別気取った空間ではありません

DB Loungeで提供されているサービス

DB Loungeでは、豪華なサービスが提供されているわけではありませんが、列車が出発するまでの待ち時間を快適に過ごせるようになっています。

まず、コーヒーマシーンが2台置かれていました。
そのマシーンからは、以下の写真の通り各種コーヒーだけでなく、ココアやスープ、紅茶用のお湯などを注ぐことができます。

また、セルフサービスの軽食等は基本用意されていないようでしたが、20分程ラウンジを利用したところ、ちょうどウェイターが軽食を配っていました。
その時は、ベジタリアン用のラップが提供されたのですが、ベジタリアンでない私でも非常に美味しいものでした。

また、新聞と雑誌数種類も、ラウンジ内で自由に読めるように入り口付近に置かれていました。
ただし、ドイツ語中心です。

また、Wi-Fiや電源コンセントも完備されており、ノートパソコンを広げて作業している人も見かけました。

DB Loungeのメリット・デメリット

実際に利用してみて感じたDB Loungeのメリットは、何と言っても駅で不意に発生した待ち時間をつぶすことができる点です。

Deutsche Bahnは、遅延したり運休したりすることが多くあるため、予定通り中央駅に着いたは良いものの、突然30分以上の待ち時間が生じることがよくあります。
その間、スリがいるかもしれない人混みの中で、重い荷物を持ったまま駅のホームで待っているのも疲れてしまいます。
また、駅のホームは外とつながっているため、暑かったり寒かったりする場合もあるでしょう。
そんな時に、このDB Loungeは、心と体を一旦休める場所として大いに機能します。

一方でデメリットとしては、時間帯によっては混雑することがある点、そして食事目的で行くと物足りない点が挙げられます。
また、ミュンヘン中央駅のようにややわかりにくい場所に設置されていることもあり、見つけるのに若干苦労することもあります。

最後に

DB Loungeは、すべてのドイツ鉄道利用者にとって必須のサービスというわけではありません。
また、利用条件があるため、すべての人が利用できるものではありません。
しかし、ドイツ在住で長距離移動が多い人や、出張・旅行でICEを頻繁に使う人にとっては、使う価値のあるサービスだと私は思います。

特に遅延が当たり前のDeutsche Bahnにおいて、静かに座って待てる場所があるというのは、それだけで価値があります。
利用条件に当てはまる方は、ぜひ一度DB Loungeを利用してみてはいかがでしょうか。

ゆとり
ドイツ生活6年目のゆとりです。デュッセルドルフで2年半働き、現在は再度ミュンヘンで働いています。過去にミュンヘンで交換留学およびワーホリも体験しました。
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