周辺諸国と陸続きであるドイツでは、日本以上に気軽に外国への旅行ができます!
ミュンヘンやデュッセルドルフなど国境から遠くない都市からは、日帰りで外国へ旅行することも可能です。
今回は、ドイツからのオーストリア日帰り旅行紹介第1弾として、Innsbruck(インスブルック)についてご紹介します。
ミュンヘンからインスブルックまでは、電車で約1時間45分、バスで約2時間20分の距離です。
そのため、ミュンヘン在住者やドイツ旅行者に人気の日帰りスポットの一つとなっています。
インスブルックは、オーストリアのチロル州の州都であり、雄大なアルプス山脈に囲まれた美しい谷間に広がる人口13万人程度の都市です。
都市名にもなっているようにイン川沿いにあり、スキーリゾートや冬季スポーツの中心地としても知られています。
この記事では、歴史的建造物と自然が融合した美しい景観を楽しめるインスブルックへの日帰り旅行で外せない観光スポットを、写真付きで分かりやすく紹介します。
・ミュンヘンへの旅行を予定している方、または検討中の方
・インスブルックへの旅行を検討中の方
・近々ミュンヘンに引っ越す予定の方、または引っ越してきたばかりの方
・オーストリアおよびインスブルックに興味のある方

ミュンヘンからインスブルックへのアクセス(鉄道・バス)
ミュンヘンからインスブルックへは、日帰り旅行でも十分可能な距離です。
鉄道を利用する方法では、München Hbf(ミュンヘン中央駅)からInnsbruck Hbf(インスブルック中央駅)まで約1時間45分。
ドイツ鉄道(DB)やオーストリア国鉄(ÖBB)の直通列車が運行しています。
料金は時期や購入タイミングによりますが、早めに予約すれば片道20〜30ユーロ程度で購入できることもあります。
ドイツ在住者であれば、Deutschlandticketを途中まで利用することでさらに安く行くこともできます。
バスの場合は、FlixBusが両都市間を結んでおり、所要時間は約2時間〜2時間30分。
鉄道よりやや時間はかかりますが、価格重視の方には選択肢のひとつです。
インスブルック中央駅から旧市街までは徒歩圏内で、到着後すぐに観光を始められるのも、日帰り旅行に向いている理由のひとつです。
このように、ミュンヘンからインスブルックはアクセスが非常に良く、初めてのオーストリア日帰り旅行先としてもおすすめです。
Goldenes Dachl(黄金の小屋根) – インスブルックの象徴
インスブルックの旧市街に位置するGoldenes Dachl(黄金の小屋根)は、市の中心部において最も有名な観光スポットの一つです。
その屋根がある建物は、15世紀末に神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の居住スペースとして建てられました。
その名の通り2,657枚の金箔が張られた屋根が特徴的で、かつては皇帝が祝祭を観覧するためのバルコニーとして使用されていました。
この金色の屋根は、マクシミリアン1世の裕福さと権力を示すための象徴でもありました。
壁面には様々な装飾彫刻が施され、当時の宮廷生活や象徴的なシーンが表現されています。


Stadtturm(市庁舎の塔)– 街並みを一望できる展望スポット
Goldenes Dachl(黄金の小屋根)のすぐそばに位置するStadtturm(市庁舎の塔)は、1442年から1450年にかけて建てられました。
この塔はかつて火事や敵の襲撃の見張り塔として使用され、街の安全を守っていました。

約51メートルの高さがあり、148段の階段を登った先にある塔の展望台からは、インスブルックの街並み、アルプス山脈、そして市内の主要な建物を360度一望することができます!
例えば、市内からのアクセスが比較的容易でケーブルカーでも登れるHafelekarspitzeやPatscherkofelなどの標高2,000mを超える山々を、塔の展望台から眺めることができます。


Dom zu St. Jakob(聖ヤコブ大聖堂)– バロック建築の見どころ
Dom zu St. Jakob(聖ヤコブ大聖堂)は、インスブルックを代表するバロック様式のカトリック教会で、1724年に完成しました。
インスブルックの宗教的な中心地として重要な役割を果たしています。

その壮麗なフレスコ画や装飾彫刻が特徴的です。
例えば、ルーカス・クラナッハによって描かれた「恵みの母(Mariahilf)」の絵画が祭壇の上に飾られています。
また、美しいステンドグラスや壮大なオルガンも見どころの一つです。
内部には金箔がふんだんに使われており、彫刻や装飾品が煌びやかに彩られています。


Hofburg Innsbruck(インスブルック宮殿)– ハプスブルク家の歴史を感じる観光地
Hofburg Innsbruck(インスブルック宮殿)は、ハプスブルク家の居城の一つであり、18世紀にマリア・テレジアによってバロック様式とロココ様式を取り入れて改築されました。
宮殿内には豪華な装飾が施されており、特に大広間、宴会場、皇后の居室などが見どころです。
芸術作品や豪華な家具が保存されており、オーストリアの歴史を学べるスポットとなっています。
また、殿内には歴史博物館があり、ハプスブルク家の歴史や当時の貴族の生活を紹介する展示が行われています。


Marktplatz(マーケット広場)– イン川沿いの人気散策スポット
Marktplatz(マーケット広場)は、インスブルック旧市街に位置する広場で、観光客に人気のスポットです。
アルプスを背景にイン川沿いに立ち並ぶカラフルな建物は、フォトスポットとしても大変人気があります!
カフェやレストランも多く、散歩や休憩にぴったりの場所です。
また、広場では屋外市場が開かれることもあり、地元の特産品やお土産が販売されます。
特にクリスマスマーケットが有名で、広場がイルミネーションで彩られ、温かい飲み物やクリスマス飾りが並びます。


Annasäule(アンナの柱)– 旧市街中心に立つ歴史的モニュメント
Annasäule(アンナの柱)は、インスブルックのマリア・テレジア通りに立つ記念碑で、1703年のバイエルン軍からの勝利を記念して建てられました。
柱の上には聖アンナの像が立ち、下部には様々な聖人の像が配置されています。
バロック様式の美しい装飾が施され、特にアルプスと青空を背景にしたアンナの像が美しく映えます。
周囲にはカフェやショップが並び、市内観光の途中で立ち寄るのに最適な場所です。

Triumphpforte(凱旋門)– マリア・テレジア通りにある記念建築
Triumphpforte(凱旋門)はインスブルックの旧市街の南端に位置し、1765年にハプスブルク家の結婚式を記念して建てられました。
北側には結婚への喜び、南側には皇帝フランツ1世の死に対する悲しみを表す彫刻があり、家族の喜びと悲しみを象徴しています。
この凱旋門は、ローマにあるコンスタンティヌスの凱旋門にインスパイアされており、バロックと新古典主義の要素が融合したデザインです。

Hafelekarspitze(ハーフェレカルシュピッツェ)– ロープウェイで行けるアルプス絶景展望台
Hafelekarspitze(ハーフェレカルシュピッツェ)は、インスブルックの北側にあるノルトケッテ山脈の一部で、標高2,334メートルの山およびその山頂です。
ロープウェイで簡単にアクセスでき、市街地からわずか数十分で山頂に到達できることが魅力です!
山頂からはインスブルック市内やアルプスの壮大な景色を360度のパノラマで楽しむことができます。
ハイキングコースも充実しており、初心者から上級者まで多様なトレイルが用意されています。
また、冬にはスキーやスノーボードが楽しめるスポットでもあります。
さらに、展望台から見る日の出や夕日も人気で、四季折々の美しい自然を堪能できます。




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