新しくオープンしたジムclever fit München-Olympiapark店を徹底解説!

2024年11月28日に、ヨーロッパのフィットネスクラブチェーンであるclever fitが、ミュンヘンに新しい店舗をオープンさせました。
clever fitは、ドイツの他に、オーストリア、スイス、スロベニア、ルーマニア、チェコ、クロアチアの全7ヶ国で展開しており、2024年末において総店舗数は500を超えているようです。

筆者は、2024年末までこの新店舗の近くに住んでいたため、この店舗を何度も訪れました。
今回は、ドイツの最新ジムの一例として、このclever fitのMünchen-Olympiapark店を写真付きでご紹介します。
※写真は、他の利用者がほぼいない早朝や深夜に撮影したものです。

この記事は、こんな人におすすめ!

・ドイツのジムに興味のある方
・ミュンヘンのオリンピアパーク近辺にお住まいの方、もしくはオリンピアパーク近辺に引っ越す予定のある方

目次

clever fit München-Olympiapark店の概要

立地およびアクセス

clever fit München-Olympiapark店は、ミュンヘン市北部にあるオリンピアパークの近くに位置しています。

公共交通機関でアクセスする場合、地下鉄U3のOberwiesenfeld駅が最寄り駅となり、そこから徒歩7分程度の距離です。
また、同じくU3のOlympiazentrum駅からも徒歩10分程でアクセス可能です。

近隣には駐車場も完備されているため、車で通うことも可能です。

ドイツ博士

住所は、Moosacher Str. 67, 80809 Münchenだよ!

営業時間

月曜日~金曜日:6:00 ~ 0:00
土曜日~日曜日および祝日:8:00 ~ 23:00

24時間営業ではありませんが、比較的朝早い時間から夜遅くまで営業しています(2025年2月15日現在)。
また、祝日も営業しているため、忙しいスケジュールの合間にも利用しやすいです。

ただし、クリスマスを含めた年末年始の期間は、休館となったり営業時間が短縮されたりします
その期間が近くなると、受付付近に該当日の営業時間が掲示されます。
もちろん、電話等で店舗に問い合わせることも可能です。

会費

会費は、2025年2月15日現在、以下の料金体系を基本としています。

月単位でいつでも解約できるプラン:54.90ユーロ/月
入会から12ヶ月間解約できないプラン:49.90ユーロ/月

この毎月の会費に加え、入会金(入会時に一度のみ)が49.90ユーロ追加で掛かります(2025年2月15日現在)。
また、利用者はあまり多くないかと思いますが、追加料金を支払うことで、追加サービス(コーヒー飲み放題、プロテインシェイク飲み放題、EGYMエリア使用可など)を利用するオプションを付けることも可能です。

ただし、頻繁にキャンペーンが実施されており、筆者の会費も通常よりだいぶ安い29.90ユーロ/月(12ヶ月間解約できないプラン)です。
そのため、割引の無い通常料金で会員になっている人は、割合的にかなり少ないのではないかと思います。

また、München-Olympiapark店で会員になった場合、München-Mitte店(中央駅近く)、München-West店(Heimeranplatz駅近く)、Unterschleißheim店も回数無制限で利用できる他、その他のclever fitの店舗も月4回まで利用できるようになります。

特徴

München-Olympiapark店では、店舗の広さを生かしてトレーニングマシーンが非常に多く完備されています。
他のclever fitの店舗(例えば、München-Mitte店)ではなかなか見かけないようなマシーンも、この店舗には複数存在しています。

また、店内は明るめで、木目調を多く取り入れた落ち着いた雰囲気が特徴です。

疑問ちゃん

München-Mitte店の赤が多く取り入れられた店内の雰囲気とは、まったく違うんだね!

一方で、他のclever fitの店舗同様、グループフィットネスクラスなどのコースは提供されていません。
自由にトレーニングを行いたい方に最適な環境が整っています。

入口および受付付近の紹介

clever fit München-Olympiapark店の店舗は、複合施設の中に存在します。
営業時間中基本鍵のかかっていないドアを開けて建物の中に入ると、すぐに以下の写真のような場所に辿り着きます。

これがこの店舗の入り口です。

店舗の入り口のドアは、店員がいる時間帯であれば写真のように開けっ放しになっています。
しかし、朝早い時間帯や夜遅い時間帯は店内に店員がおらず、店舗入り口のドアも閉まっています。
その場合は、ドア右横にあるバンドをスキャンする機械に自分のバンド(会員証の代わり)をかざすことで、ドアを開けることができます。

店舗入り口のドアをくぐると、右手に受付があります。
受付では、入会および退会の手続きができる他、ジムの利用に関する相談等をすることができます。

また、入口を入って正面にはゲートがあり、このゲートに会員証の代わりとなるバンドをかざして入場します。
これは、店内に店員がいる場合でもそうでない場合でも同じです。
ちなみに、更衣室の場所ですが、入口ゲートを通ってすぐ左に曲がり、もう一度左に曲がって直進すると、左側に更衣室の入口見えてきます。

受付付近には、待合室を兼ねたソファーと椅子とテーブルがあります。

トレーニングエリアの紹介

以下では、トレーニングエリアの紹介を簡単にしたいと思います。

更衣室付近には、有酸素運動用マシーンおよび各種筋トレマシーンが並んでいます。

有酸素運動用には、ランニングマシーンやクライムミル(階段マシーン)、エアロバイクなどの定番マシーンが揃っています。
台数も豊富にあるため、混雑時でもすべて埋まっていることは稀です

また、有酸素運動用の器具の横には筋トレマシーンが種類豊富に用意されています。
筋トレ初心者にも扱いやすく安全な定番マシーンが一通り揃っています。
各部位だいたい2~4種類ずつマシーンが用意されているため、このエリアだけでも様々な部位を鍛えることができます。

受付から比較的近い場所には、以下の写真のようなマシーンが並んでいます。
こちらのマシーンは、プレート(重り)を自分でマシーンにセットして使用します。

このようなマシーンが豊富にあるのが、この店舗の特徴の一つだと思います。
筆者は、同じclever fitの別店舗や他のチェーンのジムを利用したことがありますが、このようなマシーンがここまで充実している店舗は見たことがありません。

ちなみに、このエリアは空いていることが比較的多いです。
初心者にとっては若干扱いづらく敬遠されがちだからでしょう。

また、店舗の奥の部屋には、以下の写真のようなフリーウェイトエリアがあります。
このエリアには、ダンベルやバーベル、ケーブルといった器具が豊富に揃っています。

フリーウェイトは、正しい知識を身に付けた上で行わないとケガや事故につながるおそれがありますが、高負荷なトレーニングや一度に複数の部位を鍛えるトレーニングを行うことが可能です。
このフリーウェイトエリアは、夜を中心に筋トレガチ勢で混んでいます

フリーウェイトエリアにも、二頭筋を鍛える器具があります。

店舗の奥には、以下の写真のような部屋もあります。
筆者はこのエリアを利用したことがありませんが、ここでは、例えばバーベルを用いたスクワットを行うことが可能です。
時間帯を問わず、空いていることが多い印象です。

また、ストレッチを行うエリアも用意されています。

この他にも、ご紹介した写真には写っていませんでしたが、EGYMエリア(専用契約が必要)が用意されています。
EGYMは、スマートトレーニング機器とアプリを結びつけたシステムです。
筋トレマシンが自分に合った負荷等に自動調整してくれるため、個別最適化された環境で効率的にトレーニングすることができます。

その他エリアの紹介

受付の近くには、給水機コーヒーマシーンプロテインシェイクマシーン、そして自動販売機が設置されています。
給水機は無料で使用することができるため、ボトルさえ自分で持参すれば、水はジム内で調達することができます。
お好みでフレーバー水を選択することも可能です。

コーヒーマシーンおよびプロテインシェイクマシーンは、毎回料金を支払って使用することもできますが、1ヶ月使い放題のオプション契約も用意されています。

更衣室はこのような感じです。
会員証代わりのバンドを扉にかざすことで鍵の開閉をすることができるようになっています。
また、シャワールームお手洗いも用意されています。

終わりに

新しくオープンした店舗ということもあり、店内は清潔感が非常にあり、器具も最新のものが備わっています。
さらに店舗が広いため、マシーンが数・種類ともに豊富に設置されており、また隣でトレーニングする人が気になることもほとんどありません。

立地が特別良い店舗とは言えませんが、筆者としては大変おすすめできるジムです。
もし、ミュンヘン市内のジムに入会することを検討中で、店舗から遠くない場所に住んでいる場合は、このclever fit München-Olympiapark店を候補に入れてみてはいかがでしょうか。

ゆとり
ドイツ生活5年目のゆとりです。デュッセルドルフで2年半働き、現在は再度ミュンヘンで働いています。過去にミュンヘンで交換留学およびワーホリも体験しました。
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