【日本に一時帰国して感じた、日本とドイツの違い】気候・湿度・体調の違い

久しぶりにドイツから日本に一時帰国した際に、身体が敏感に反応するのが「空気の違い」です。

湿度や気温、天候の違いによって肌や喉のコンディションが変化し、日本とドイツの気候差を全身で実感します。
同じ11月という季節でも、東京とミュンヘンの環境は驚くほど異なり、その違いを体感することは毎回新鮮です。

全5回でお伝えする私がドイツから日本に一時帰国時した際に気づいたことシリーズですが、今回は、日本に一時帰国した際に気づいた気候・湿度・体調の違いについてまとめます。

この記事は、こんな人におすすめ!

・ドイツでの生活に興味のある方
・ドイツから日本への一時帰国を予定している方

目次

日本の11月は、ミュンヘンよりずっと暖かい

今回私は11月に日本へ一時帰国したのですが、11月に日本へ帰るとまず気づくのが、日本の「暖かさ」です。

11月になると、ミュンヘンでは既に冬を強く感じる気候で、朝は氷点下になることも珍しくありません。
2025年11月には、朝になんとマイナス10度近くまで下がり、日中も氷点下という異常な寒さを記録しました。

街を歩く人々は厚手のコートやマフラー、帽子を身につけています。
クリスマスの気配が徐々に漂い出し、11月下旬には色鮮やかなクリスマスマーケットが街の至る所で始まります。

一方、日本の首都圏や関西の11月は、長袖1枚で歩けるほど暖かく、昼間は20度前後のコートが要らない日すらあります。
最近秋がなくなったと日本では言われていますが、それでも日本の秋から冬への移り変わりはドイツよりもゆっくりで、11月の日本は紅葉シーズンの真っ只中
気候だけでなく、自然からも秋の雰囲気を強く感じ取れます。

ドイツの11月は、陽の差し込む角度が低くて弱く、晴れていても何だかあまり明るくありません。
その一方で、日本では太陽の位置もまだ比較的高く、外では日差しを浴びることができ、ぽかぽかとした日差しからも「まだ秋なんだな」と感じさせられます。

カレンダー上の月が同じでも、冬を感じるミュンヘンと、秋真っ只中の日本では、身体が受け取る印象がまったく違います。
昼2℃のミュンヘンから朝10℃の東京に降り立った時には、季節が1~2ヶ月ほど戻った感じがしました。
また、日本の暖かさゆえに身軽な服装で外出できることが、常に肩こりに悩まされている私としては嬉しかったです。

意外にも、日本の方が空気が乾燥している?

日本の太平洋側は、晩秋や冬の乾燥が非常に強い地域です。
日本に一時帰国して東京に到着すると、数日後にはドイツにいた時には感じられなかった「喉の乾き」「肌の乾燥」を嫌でも実感します。

屋外にいても屋内にいても唇や手足の肌がカサカサになります。
また、夜寝ている時に喉が渇き、喉のイガイガで目を覚ますこともあります。

実感としては、日本ではドイツにいる時の2倍ぐらいの量の水を飲む必要がありました。
また、一時帰国して1週間目ぐらいから唇の乾燥がひどかったため、普段ドイツでは使うことのないリップクリームを、日本で急いで購入しました。

人によっては、ヨーロッパの冬も乾燥しているというイメージがあるかもしれません。
ところが、ドイツは冬でも湿度がそこまで極端に下がらず、空気自体にほど良い湿り気があります。
雪や雨が降りやすく霧も発生しやすいという特性から、冷えていても湿った空気が冬の空気の乾燥を和らげているのかもしれません。

ドイツ博士

でも、ドイツでも暖房を使うことによって室内の湿度が下がりやすいから、暖房使用時の乾燥には注意が必要だよ!

日本の11月は、晴天が多い日が続き湿度がぐっと下がるため、「え、こんなに乾燥していたっけ?」と今回の帰国で改めて驚かされました。
特に、湿度の安定したドイツの空気に慣れていると、日本の乾燥は身体に直接響きます。
また、日本で乾燥を防ぐためにマスクをする人がいることに対して、今回の一時帰国を通して少し理解できました。

喉が乾きやすく、飲み物を買う頻度が増える

先程も説明した通り、ドイツから日本に帰国すると、飲み物を購入したり飲んだりする回数が自然と増えます
理由は単純で、強い乾燥により喉がすぐに乾くからです。

  • 湿度の低い日本の11月に外を歩くと、喉がすぐにカラカラになる
  • 室温の下がりやすい日本の家屋で暖房をつけることにより、室内はさらに乾燥
  • コンビニや自動販売機など飲み物を買う手段が豊富にあり、種類も豊富で魅力的

この3つが重なることにより、昼間の気温が20℃前後の秋にもかかわらず、気づけばペットボトルの水やお茶を何本も空ける日がありました。

反対にドイツでは、同じ時期に長い時間外出したりしても、喉が乾いて困ることはそこまでありません。
冷たい空気に湿り気を含んでいるため、日本よりも喉が渇きづらく、飲み物を大量に持ち歩く必要もありません。

この変化からも、身体がどれだけ湿度に左右されているのかを強く感じました。

日本の乾燥は、寒さを感じやすくする

日本の乾燥は、寒いという感覚にも影響を与えます
東京の冬は気温こそミュンヘンほど低くありませんが、風が冷たく、湿度が下がるため、体感温度は意外と寒く感じます。

ミュンヘンの方が気温は低いはずなのに、日本のほうが寒く感じる日がある」という矛盾のような感覚が生まれます。

これは、肌が乾燥していると冷たい風を肌で直接感じるからです。
ドイツのように湿度が高い冬の空気は、冷たさがあっても刺すような痛さはあまりありません。

温度と湿度、この2つのバランスが身体の感じ方に大きく影響しているということを、今回の一時帰国で私は改めて学びました。

帰国すると体調が崩れやすい理由は「気候ショック」かもしれない

ドイツで暮らす複数の日本人の友人から「一時帰国中になぜか体調を崩してしまいやすい」という話を聞きました。
これは、単に環境が変わったりホッとしたりするからという理由だけではないのかもしれません。
気候や湿度が一気に変わることで、身体がそれに順応するのに時間が掛かっているのかもしれません。

  • 気温と湿度が変わる
  • 強い乾燥により、喉へのダメージが大きい
  • 日本の方が(夏以外は)昼夜の気温差が大きい
  • 日本では、屋内でも部屋や暖房の有無によって寒暖差が大きい
  • 日照時間や日差しの強さが変わる

こうした要素が重なると、数日間は身体が新たな環境への順応に苦労し、結果として気づかぬうちに身体が疲れやすくなっているようです。
これは、日独どちらの国の気候の方が良いという話ではなく、身体がそれだけ環境に敏感であると実感するきっかけになり、私にとっては面白い体験でした。

ドイツから日本へ一時帰国する際は、日本の気温や天候を事前にある程度チェックして、脱ぎ着しやすい服を持って行ったり、乾燥対策を念入りにしたりと、気候の変化に関する対策を練ることも大切です。

気候の違いを楽しめるようになると、一時帰国や旅行がもっと面白い

日本の気候は、ドイツと比べると変化が激しくメリハリが大きい分、季節ごとの違いが豊かなのが特徴です。
乾燥しすぎて悩むこともあれば、秋の澄んだ空気が気持ち良くて散歩が楽しくなることもあります。

帰国のたびに、日本とドイツの気温や湿度の違いにより数ヶ月間タイムスリップするような感覚があり、それが私にとって一時帰国の小さな楽しみの一つでもあります。

海外生活が長くなるほど、こうした気候差はただの不便ではなく、海外生活体験の一部として感じられるようになります。
そして、ドイツに戻ったときには、ミュンヘンの冷たく湿った冬の空気でさえも、なんだか懐かしく感じてしまいます。

最後に

日本とドイツの気候差は、一時帰国をした私にとって、良い意味でも悪い意味でも簡単に肌で実感できるものでした。
例えば、日本に到着して数日で乾燥肌に悩まされることになるとは、出発前には思いもしませんでした。

気候は目に見えないけれど、最も身近で、「生活の質」に非常に強く関わる要素です。
私は、これまで11月に一時帰国することが多かったですが、今回肌で実感した日本とドイツの気候差は、今度は違う時期にも一時帰国してみようと思うきっかけにもなりました!

ゆとり
ドイツ生活6年目のゆとりです。デュッセルドルフで2年半働き、現在は再度ミュンヘンで働いています。過去にミュンヘンで交換留学およびワーホリも体験しました。
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