ドイツから日帰りで行ける!Ehrwaldで楽しむアルプスの湖ハイキング

先日、ドイツから程近いオーストリアのチロル地方にある小さな町、Ehrwald(エーアヴァルト)へ日帰り旅行をしてきました。
目的は、アルプスの山々に囲まれた2つの湖「Seebensee」と「Drachensee」を訪れるハイキングです。

透明度の高い湖と迫力ある山並みが織りなす景色はまさに絶景で、気分転換にもピッタリ!

本記事では、そのハイキングコースの魅力と体験を紹介したいと思います。

この記事は、こんな人におすすめ!

・Ehrwaldもしくはミュンヘンへの旅行を計画中の方
・ミュンヘンからの日帰り旅行および日帰りハイキングを検討している方
・オーストリアやドイツでのハイキングに興味のある方

目次

アルプスの麓にある静かな村 Ehrwald の魅力

Ehrwald(エーアヴァルト)は、ドイツとの国境に近いオーストリア・チロル州の小さな村です。

標高は約1,000メートルに位置し、ドイツ最高峰のZugspitze(ツークシュピッツェ山)の南麓に広がっています。
観光地としては冬はスキー、夏はハイキングの拠点として知られており、季節を問わずアウトドアを楽しめる場所です。

村自体はとても静かで、アルプスの山々に囲まれたのどかな風景が広がっています。
ドイツからのアクセスもよく、ミュンヘンやGarmisch-Partenkirchen(ガルミッシュ=パルテンキルヒェン)から列車などを乗り継いで訪れることができます。

特に自然に触れたい旅行者にとって、Ehrwaldは理想的な滞在地・日帰り旅行先と言えるでしょう。

Ehrwalder Almbahnについて

Ehrwalder Almbahn(エールヴァルダー・アルムバーン)は、Ehrwaldの町で人気の登山・ハイキング拠点へアクセスするためのゴンドラリフトです。
麓の駅(Talstation)から山頂駅(Bergstation)まで約10分ほどで上がることができ、標高差約400メートルを一気に上り下りできるので、初心者でも無理なく高原ハイキングを楽しめます。

公共交通機関でEhrwaldの町を訪れる場合、まず「Ehrwald Zugspitzbahn Bahnhof(エーアヴァルト・ツークシュピッツェ鉄道駅)」に列車で到着することでしょう。
そこからEhrwalder Almbahnの麓駅までは、バスで10分程度です。

この区間を徒歩で進むことも一応可能ですが、後半を中心に上り坂が続くうえ1時間弱掛かってしまいます。
後ほどのハイキングのために体力を温存する意味でも、駅前から出ているローカルバスを利用するのがおすすめです。
※ローカルバスの料金は、2025年9月時点で大人一人片道1.5ユーロでした。

Ehrwalder Almbahn(ゴンドラリフト)の運行はシーズンによって異なります。
2025年9月現在、ハイキングシーズンの晩春から秋は、08:30~16:30もしくは08:00~17:30で営業しており、スキーシーズンの冬は、08:00~16:30で営業しているようです。
朝の早い時間に利用すると、混雑を避けて快適に出発できることでしょう。

ゴンドラ山頂駅からSeebenseeまでのハイキング

Ehrwalder Almbahn(エールヴァルダー・アルムバーン)というゴンドラリフトで麓駅から山頂駅まで一気に登ると、標高1,500メートルを超える高原に到着します。
ここから、この地域において一番の人気であるSeebensee(ゼーベンゼー)という湖までのハイキングが始まります。

ルートは比較的整備されており、緩やかな登りと下りを繰り返しながら進みます。
Seebenseeまでの所要時間は1時間〜1時間半程度で、距離にして5.5km程です。
途中には牛や羊が放牧されている牧草地や、高山植物が咲き誇る小道があり、歩くだけでもアルプスらしい雰囲気を味わえます。

スタートして10分程すると、木々の多い比較的なだらかな道が続くようになります。
周囲の山はあまり見えないものの、森林浴をしながらゆったり歩くことができます。

スタートから4kmぐらい進むと、谷底の景色を上から眺められる場所が登場します。
ハイキングコース上にある「Seeben Tal-Blick」という看板が目印で、ハイキングコースから50m程脇に逸れたところに、小さな展望デッキが設けられています。

その看板からさらに数百メートルハイキングコースを進むと、やがて視界が開け、Seebenalm(ゼーベンアルム)という山小屋が登場します。
そこで、食事をしたり飲み物を飲みながら休憩することも可能です。

そのSeebenalmという山小屋からさらに1km程上り進むと、エメラルドグリーンに輝くSeebenseeが姿を現します。
湖は標高1,657メートルに位置し、背後には険しい山々がそびえ立ちます。
晴れた日には湖面に山々が映り込み、まるで絵葉書のような美しい光景が広がります。
湖の周辺はピクニックや休憩に最適で、ベンチや岩に腰をかけながら絶景を楽しむ人々で賑わっていました。

SeebenseeからDrachenseeまでのハイキング

Seebenseeからさらに足を延ばすと、もうひとつの絶景スポット「Drachensee(ドラッヘンゼー)」へと続く道があります。
ルートは、先程の湖Seebenseeの湖畔からDrachenseeの畔にある「Coburger Hütte(コーブルガー・ヒュッテ)」を目指して登る道で、所要時間は1時間弱、距離にして2km弱です。
道のりは急な坂が1km程度続くため、Seebenseeまでの穏やかなコースに比べるとやや体力を使います。

Seebenseeをスタートして最初の10分程度は、緩やかで視界が大きく開けた道を進みます。

しかし、その後突然急な上り坂が始まります。
200メートル程度の標高差を30分程掛けて一気に登っていくことになります。

登り切るとCoburger Hütteという山小屋とともに現れるのが、標高1,874メートルに位置するDrachenseeという湖です。
湖は深い青色に輝き、周囲の岩山に抱かれるように静かにたたずんでいます。
その神秘的な雰囲気から「Drachensee(ドラゴンの湖)」とも呼ばれ、アルプスの険しい山並みに囲まれた姿は、まさに秘境の景観といえるでしょう。

Coburger Hütteでは食事や休憩ができ、テラスからはDrachenseeを眼下に望む絶景が広がります。
登りはやや大変ですが、その分たどり着いたときの達成感は格別です。
Seebenseeと合わせて訪れることで、Ehrwaldハイキングの魅力をより深く味わえるでしょう。

また、体力に余裕があれば、Coburger Hütteから湖に沿って南方向にさらに10分程歩くことをおすすめします!
上り坂と下り坂でさらなる体力が必要にはなりますが、逆光になりがちなDrachenseeを逆光にならない形で眺められるようになり、より良い写真が撮れるようになります。

ゆとり
ドイツ生活6年目のゆとりです。デュッセルドルフで2年半働き、現在は再度ミュンヘンで働いています。過去にミュンヘンで交換留学およびワーホリも体験しました。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次