ドイツのきゅうり完全ガイド|種類・味・おすすめの食べ方まとめ

皆さんは、ドイツで売られているきゅうり(ドイツ語では Gurke)をご存じですか?
日本のきゅうりと比べて、サイズが段違いに大きく、水分がたっぷりという特徴があるため、サラダやピクルスに使う時の扱い方が少し異なります。

この記事では、ドイツのスーパーでよく見かけるきゅうりの特徴、味、料理での使い方、さらにミニきゅうり(Mini Gurke)の存在まで、日本人向けに詳しく解説します。

この記事は、こんな人におすすめ!

・今後ドイツに長期滞在予定の方
・ドイツで暮らしていて自炊をしている方
・ドイツの野菜に興味のある方
・きゅうりに愛着が湧く方

目次

ドイツのきゅうりって? ~日本のきゅうりとの違い|サイズ・水分量・味~

ドイツ語できゅうりは Gurke(グルケ) と呼ばれています。
ドイツのスーパーでは、ほぼ一年中このGurkeが並んでおり、非常に身近な野菜です。

こん棒のようなサイズのドイツのきゅうり

ドイツでも、各スーパーマーケットで売られているきゅうりですが…

とにかくでかい!!

ドイツのきゅうり1本は、長さも太さも日本のきゅうりの1.5~3倍ぐらいあります!
初めて見ると、そのあまりの大きさに、本当にきゅうりなのか疑ってしまうほどです(笑)
ちなみに、筆者の家の冷蔵庫にたまたまあったきゅうりの長さを測ってみたら、約30cmありました!

その大きさ故に、ドイツでは通常、きゅうりがばら売りされています。
これに対して、日本では、3~6本ぐらい袋に入ってまとめて売られていることが多いですよね。

そのドイツの巨大きゅうり1本の値段は、100円~150円ぐらいであることが多いため、日本よりも安くお得感があります。

ドイツで最も一般的なきゅうりのイメージ
ドイツで最も一般的なきゅうりのイメージ

水分が多いドイツのきゅうり

色も味も日本のきゅうりと基本同じで、大きさが数倍違うドイツのきゅうりですが、1点注意しなければいけないことがあります。

それは、サイズが大きいため、水分の多い部分である中身(皮でない部分)の割合が多いということです!
つまり、例えば、きゅうりの漬物を作ろうとすると、日本のきゅうり以上に水分が多く出てきてしまうため、漬け汁が薄まって味が薄くなったり、びちゃびちゃになったりしてしまいます。

水分の多いドイツのきゅうりのイメージ
水分の多いドイツのきゅうりのイメージ

そして、切り方によっては、皮が無い中身の白い部分だけの欠片も出てきてしまいます。
緑色の濃い皮が無いので、見た目がなんだか変な感じです。
また、それを漬物にしても、ふにゃふにゃになるだけで、ポリポリといった食感は全く出ません。

漬物ではなく、サラダの場合でも同じです。
ドイツのきゅうりの千切りを他の野菜と一緒にドレッシングと和えてしばらく放置しておくと、どんどん水分が出てきてしまい、味が薄まってしまいます。

「値段が安いなら、野菜は大きければ大きいほどいいじゃん!」と一瞬思うかもしれませんが、残念ながらそう単純ではないのです。

水分量の多いドイツのきゅうりを調理する際は、下処理をすることが重要です。
きゅうりを縦に半分にカットした後、水分が多い中心部をスプーンで掻き出して捨てる作業をすることをおすすめします。

もちろん、この下処理は必須ではなく、またもったいなくも感じられます。
しかし、水っぽくなるのを防ぐためには仕方ないので、筆者も最近は中心部を掻き出して捨てることが多いです。

中心部を掻き出した後のドイツのきゅうり
中心部を掻き出した後のドイツのきゅうり

また、ドイツでは、皮をピーラー等で完全に剥き、中身(さらには中心以外)のみを使用するドイツ人も多くいます!
日本でも皮を剥くことが稀にありますが、全部ではなく、皮がある部分とそうでない部分が交互の縞模様になるように剥くことが多いかと思います。

しかし、ドイツでは、きゅうりの皮を剥く時に完全に剥いてしまうことが多く、その場合は中の白い部分だけを使用します。
きゅうりに対する緑色のイメージが強い日本人からすると、白い部分だけがサラダなどに入っていると、パッと見ただけではきゅうりだとわからないことも多く、とても変な感じです(笑)

皮を完全に剥いたきゅうりを使用したサラダ
皮を完全に剥いたきゅうりを使用したサラダ

保存方法と日持ちについて

ドイツの通常のきゅうりはサイズが大きいため、1本を一度で使い切れないことも多いです。
その場合は、切り口をラップでしっかり覆い、冷蔵庫の野菜室で保存します。

ただし、水分が多い分、日持ちはあまりしません
切ってから2〜3日以内には使い切るのがおすすめです。

栄養面|ほぼ水分だけど無意味ではない

「きゅうりはほとんど水分だから栄養がない」と言われがちですが、実際にはビタミンやミネラルも少量ながら含まれています。

特に夏場は水分補給目的として優秀で、ドイツでも暑い時期にはよく食べられています。
低カロリーなので、ダイエット中の人にも向いている野菜です。

ドイツでは、カロリーや栄養価を気にしている人が、フレッシュチーズの一種で低脂質高タンパクであるQuark(クヴァルク)をきゅうりに付けて食べるというのも定番です。
私も一度試してみましたが…、うーん…まあまあですね(笑)

ドイツのスーパーでよく見る他のきゅうりの品種(Mini Gurke)

ちなみに、ドイツでは、Mini GurkeもしくはSnack Gurkeというきゅうりも夏を中心に出回ります。

こちらは、日本のきゅうりと同じぐらいの太さでありながら長さが1/3程度しかない、ずんぐりむっくりなきゅうりです。
長さこそ違うものの、このMini Gurkeの方が、ドイツの普通のきゅうりよりも日本のきゅうりに近い味です。

また、Mini Gurkeは、通常のドイツのきゅうりよりも値段が高めですが、「水分が多すぎる問題」が少ないため、用途によって使い分けるのがおすすめです。

Mini Gurkeのイメージ
Mini Gurkeのイメージ

先程紹介したドイツの一般的なきゅうりと違って、表面のつぶつぶもしっかりしているので、そういった点でもこちらの方が日本のきゅうりに似ています。

日本では、きゅうりを買う時に、きゅうり表面にあるいぼのようなものを触ったり見たりして鮮度を確かめる方も多いのではないでしょうか。
ドイツで一般的な巨大なきゅうりは、表面が平らで、いぼのようなものがまったくないため、日本の同じ方法で鮮度を確かめることができません。
そのため、基本的には、皮の張り具合いを見て鮮度を確かめ選ぶことが多いです。

その一方で、このMini Gurkeには、日本のきゅうりのようにいぼのようなものが若干あり、それで鮮度を確かめることもできます。

この小さなきゅうりは、ドイツではピクルスに使われることが多いです。
このMini Gurkeを使ったピクルスの瓶詰が、どこのスーパーマーケットでも年中常温で売られています。
ドイツ人は、これをパンのお供に食べたりしていて、好きな人もかなり多いようです。

Mini Gurkeを使用したピクルス
Mini Gurkeを使用したピクルス

まとめ:ドイツのきゅうりを使いこなすコツ

  • ドイツで最も一般的なきゅうりは、とにかくでかい!
  • ドイツのきゅうりは、サイズが大きい分、水分の多い中身の割合も多い
  • 料理が水っぽくなるのを防ぐため、きゅうりの中心部をスプーンで掻き出して捨てると良い
  • ドイツでは、きゅうりの皮を完全に剥くこともある
  • Mini GurkeもしくはSnack Gurkeと呼ばれる小さいきゅうりもドイツにはある

ドイツのきゅうり(Gurke)は、日本のものとはサイズも水分量も大きく異なります。
そのまま日本式に使おうとすると戸惑いますが、特徴を理解すれば十分使いやすい野菜です。

個人的には、

  • 生食やサラダ → Mini Gurke
  • 大量消費やドイツ料理寄り → 通常サイズのGurke

という使い分けが一番しっくりくるのではないかと思っています。

ドイツのきゅうりの水分の多さに悩まされている方は、中心部をスプーンで掻き出してから使用するとだいぶましになりますので、ぜひお試しください!

ゆとり
ドイツ生活6年目のゆとりです。デュッセルドルフで2年半働き、現在は再度ミュンヘンで働いています。過去にミュンヘンで交換留学およびワーホリも体験しました。
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