ドイツの治安は良い?旅行・留学前に知っておきたい危険地域と防犯対策を解説

ドイツへの旅行や留学、ワーキングホリデー、海外移住を検討している方にとって、「ドイツの治安は安全なのか?」は非常に気になるポイントです。

治安が悪い場合、常に周囲を警戒する必要があるため、買い物などでちょっと外出するだけでも疲れてしまいます。
私はこれまでに様々なヨーロッパの国や都市を訪れましたが、そのうちのいくつかの都市では、「ここは旅行者として短期滞在することはできても、長期滞在することはあまり考えられないな」と治安面で思うことがありました。

ヨーロッパの中でもドイツは比較的治安が良い国と言われていますが、日本と比べるとスリや軽犯罪への警戒は必要です。
また、都市や地域によって安全性に差があることも事実です。

私はドイツに約6年間滞在し、留学・ワーキングホリデー・就労を経験しています。
本記事では、実際に生活して感じた治安状況や、日本人が特に注意すべきポイントやエリアもあわせて紹介します。

この記事は、こんな人におすすめ!

・ドイツでの留学やワーキングホリデーを検討中、もしくは予定している方
・ドイツへの旅行を検討中、もしくは予定している方
・仕事等の都合でドイツに長期滞在予定の方
・ドイツの治安が気になる方

目次

ドイツの治安は良い?ヨーロッパ他国・日本との比較

ドイツの犯罪率と安全性|日本やヨーロッパ諸国と比較

結論から言うと、ドイツの治安はヨーロッパの中では比較的良いとされています。
日本よりは若干劣ると感じるものの、特に隣国のフランスやベルギー、イタリアなどと比べると、ドイツの治安は良いです。

例えば、2021年の人口10万人あたりの殺人発生件数*ですが、ドイツは0.83件となっており、日本の0.23件と比べると高いものの、フランス(1.14件)やベルギー(1.08件)、スウェーデン(1.08件)と比べると低くなっています。
(*以下のサイトの情報を参考:https://ourworldindata.org/homicides

ドイツは、ヨーロッパの中心的な国で難民を積極的に受け入れていることもあり、テロの標的になりやすい傾向にあるものの、テロの発生頻度もフランスやベルギーと比較すると少なく、テロが身近でない国だと言えます。
また、フランスなどで度々問題となっている暴動もドイツでは少なく、通常時はそのような心配も不要です。

また、不審な人に付きまとわれることもほぼありません
他のヨーロッパの国で度々見かけるような、鳩の餌を無理やり渡そうとしてくる人や、ミサンガを手首に括り付けようとしてくる人、そしてバラの花を渡そうとしてくる人を、ドイツでは見たことがありません。

疑問ちゃん

例えば、ミラノやローマ、ウィーンではそういう人をよく見かけたな…。

スリや強盗についてですが、こちらは日本以上に警戒する必要があります!
日本と比べるとスリや置き引きなどの軽犯罪は多く、旅行者や留学生は基本的な防犯対策が必要です。

財布をポケットから半分はみ出した状態にしない、鞄が開いた状態で街を歩かない、人混みでは鞄やリュックサックを開けられないように気を付けるなど、基本的な対策で十分です。
もちろん、机の上に貴重品を置いたままその場を去らないことや、スーツケースを置き去りにしてトイレに行かないことも重要です。

特に、駅構内・観光スポット・クリスマスマーケット・イベント会場など、人が多く集まる場所では注意が必要です。
例えば、ケルン大聖堂のように人混みになりやすい場所では、スリが潜んでいる可能性もあります。

ドイツ博士

人混みで写真を撮っている間は、スリに隙を見せることになりやすいから気を付けてね!

とは言っても、普段の生活は、ほぼ日本と同じような感覚で行うことができます。
リュックサックを使っても基本的には問題ありませんし、電車のスーツケース置き場にスーツケースを置いても基本的に問題ありません。

私は、既に約6年間ドイツで生活していますが、スリや強盗などの犯罪被害に自ら遭ったことも自分の目でスリを見たこともありません。
友人からスリを見かけたという話を聞いたことはありますが、ドイツで実際にスリの被害に会った人も、私の周りにはいません。

したがって、基本的な対策と心掛けができていれば問題ないかと思います。
海外旅行時に、スリ・強盗対策として財布を2つに分けたり、パスポートなどの貴重品を首から掛けたりする人もいると思いますが、ドイツではそこまでしなくても基本的に大丈夫だと思います。

ドイツの犯罪は、殺人や強盗などの凶悪犯罪よりも、スリや置き引きなど観光客を狙った軽犯罪が中心です。
そのため、旅行中の行動次第で被害を防げるケースが多いと言えます。

ドイツの夜は安全?女性一人でも外出できるのか解説

ドイツはヨーロッパの中でも比較的夜の治安が良い国とされています。
都市部は夜でも人通りが多い場所が多く、女性の一人歩きが可能なエリアも多い点が特徴です。

国や地域によっては、夜歩きは危険だとされ、そのような注意書きもガイドブックで度々見かけます。
しかし、ドイツでは、いくつかの地区を除いて夜歩きしても危険な目に遭う可能性は低いです!

私は夜に1人で出掛けることも頻繁にありますが、危険な目に遭ったことは、(今のところ)一度もありません。
また、ドイツで夜に外出したら危険な目に遭ったという人も、私の周りにはいません。
女性でも、比較的安全に夜歩きができる国だと思います。

夜景の写真を撮りに行ったり、日没後に飲みに行ったりクラブに行ったりすることも基本問題ありませんので、ナイトライフも存分に楽しむことができます!

ただし、酔っ払いには注意してください。
特に週末の繁華街やクラブ周辺では酔っ払いが増えるため、夜遅い時間帯はタクシーや公共交通機関を活用するのがおすすめです。
もちろん、酔っ払いが悪人である可能性は低く基本的には無害ですが、絡まれると面倒くさいです(笑)

疑問ちゃん

でも、これは日本でも同じだね(笑)

また、夜歩きは基本的に問題ないと書きましたが、不審な人物や集団を見かけたら近づかないなどの基本的な注意は怠らないようにしてください。

ドイツで治安に注意したい都市・危険エリア一覧

ドイツのほとんどの場所は治安面で問題ありませんが、注意すべき場所もいくつかあります。
以下にその代表例を挙げておきますので、これらの地域を訪れざるを得ない場合にはお気を付けください。

・フランクフルト:中央駅周辺は薬物問題やホームレス問題があり、特に夜間は注意が必要
・ベルリン:ノイケルン(Neukölln)、クロイツベルク(Kreuzberg)、フリードリヒスハイン(Friedrichshain)では、特に夜間に泥酔客や薬物関連の問題に注意が必要
・ハンブルク:歓楽街であるレーパーバーン(Reeperbahn)では、特に夜間に注意が必要
・ミュンヘン:中央駅南側は歓楽街があり、深夜帯は注意
・ケルン:ケルンドイツ地区(ケルン大聖堂とはライン川を挟んで反対側の地域)

ドイツ博士

特に、夜にこれらの地域に行く場合は注意してね!

まとめ|ドイツは安全な国?旅行・留学前に知っておきたいポイント

  • ドイツの治安は悪くないが、スリなどに対する基本的な対策や心掛けは日本以上に必要
  • ドイツでは夜歩きも基本的に問題なくできるが、不審な集団や酔っ払いには要注意
  • ドイツにもいくつか安全でないエリアがある

私が移住先としてドイツを選んだ理由にも、治安の良さが挙げられます。
日本は世界的にも非常に治安の良い国であるため、ドイツで日本と同じ感覚で行動するとスリや置き引きの被害に遭う可能性があります。
しかし、安全面に気疲れして普段の生活が送れなかったり、旅行を楽しめないような国ではまったくありません!

特に旅行者や留学生は、観光地や駅での荷物管理、夜間の歓楽街での行動、治安が不安定なエリアの事前確認を意識することで、安心してドイツ生活や旅行を楽しむことができます。

ドイツは、海外旅行初心者や治安重視の海外旅行者にもおすすめの国ですので、まだ訪れたことのない方も、機会があれば一度は訪れてみてください!

ゆとり
ドイツ生活6年目のゆとりです。デュッセルドルフで2年半働き、現在は再度ミュンヘンで働いています。過去にミュンヘンで交換留学およびワーホリも体験しました。
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